角倉 遼樹くん(Haruki Sumikura) 
大阪市立平野小学校 卒業

清風中学校
履正社学園豊中中学校 合格

「楽しむことが一番!」
僕はこの春から清風中学校に通います。
僕の経験が少しでも皆さんの役に立てたら光栄です。
僕が受験勉強を始めたのは小4の時。でも自分なりに一生懸命勉強していたけれども、なぜか全然成績が伸びてきませんでした。
返ってくる成績表を見ては『ぼくはみんなに勉強の量が負けてるんや。こんなんで入試大丈夫かな。』とどんどん不安になっていきましたが、
それでもどうしていいかわからずに苦しい時期が続きました。
6年生が近づいて、志望校を決めるにあたって明星中学校を第一志望にしました。僕の地域の中学校には野球部が無くて、どうしても中学校で
野球をしたいからというのがその理由でした。
目標が決まって、気持ちも引き締まってきたのですが、机に向かうとやらなければならないことがたくさん浮かんできてあせるばっかりでした。
あせったまま夏休みも過ぎた9月の初めごろ、父の会社の人の知り合いから奥村先生と岡先生に出会い、お二人が塾をやっておられることが
分かったので、ぼくは『これはチャンスや!』と思い、両親に言って先生がいるスタディ・シェルパという塾に入りました。
授業を受けるようになって、一番変わったことは勉強が楽しくなってきたことです。 とにかく先生方は面白く、仲間はいい人ばかりで、入試が
近づくにつれて家にいる時間よりシェルパにいる時間のほうが多くなっていました。
そうして迎えた明星の受験当日、最初の時は緊張していて何も考えることが出来ませんでした。
父にはげましてもらって何とか緊張は解けましたが…結果はわずかに点数が足りなくて不合格でした。
『夢の夢』などと笑っていた学校でしたが、手が届きそうだったとわかって悔しくすごく落ち込んで何もしたくなくなってしまいました。
でもその次の日が空いていたので、頑張ってシェルパに行きました。
先生に『いつも通りや!』と励まされて頑張ってみようと思いました。
次の日、清風中学校に受験に行くと、先生方が待っていてくれました。 受験生がとてもたくさんいましたが、とても落ち着いてました。
集合しながら『何かこの学校ええなぁ』とか思っていました。 テストは手ごたえがしっかりありました。
終わったとき、安心というか満足できました。
結果は合格!
履正社の試験があって自分で見に行けなかったのが残念でしたが、すごくうれしかったです。
結局、この日受けた履正社も合格できました。
最初の目標から考えたら野球部のある履正社を選ぶべきなのですが、試験の日の印象でもう清風中学校と決めていました。
『野球は地域のチームででもできる。それよりもっと勉強したい!』と思っていました。
僕が真剣に勉強したのは5ヶ月間ですが、こんな結果になれたのも、先生や仲間や両親がいてくれたからだと思います。
ほんとうにありがとうございました。

【シェルパから】
作文としては40点かなあ(笑) 一番大事なことが全く書けてへんやんか!
ハルくんの勝因は何と言ってもその『ひたむきさ』にありました。
『通るために何をしたらいいのん?』 その問いに対してこちらから提示したことはすべてきちんとやりこなして くれましたね。
行き詰っていたのは『これでいいのかな?』に自信がもてていなかった、 ただその一点でした。
だから『それでええねん!いけ~っ!!』しか言う必要がなかった。
受験生にありがちな『文句』も『ごまかし』も一切なく、途中からは自己 記録の更新を楽しんでいる感じすらあったし…。
『頼もしくもめずらしい受験生』だったよ!中学に入っても、記録更新を楽しみ続けてください。
頑張ってくれてほんとうにありがとう!!